ConohaWingを使った感想&国内最速の評判とメリットを調べてみた
エックスサーバーを利用していたのですが、何となく速度に不満を感じてこのブログではないのですが、ConoHa WINGに乗り換えてみました。
ここでは実際にConohaWingを半年以上使った感想やメリットやデメリットなどを紹介してみます。乗り換えキャッシュバックキャンペーンなども行っているので、案外今がチャンスかもしれません。
ConohaWingの仕様
ConohaWingの料金は最低プラン(ベーシック)で1,200円(税抜き)となります。PVが増えたらプランのランクアップを考えましょう。
主だったスペックは
Conoha Wingの仕様 | |||
---|---|---|---|
SSD | 200GB | お試し使用期間 | なし |
ドメイン | 無制限 | 転送量目安 | 2.5TB/月 |
データベース | 60個 | RAID構成 | RAID10 |
初期費用 | 無料 | Webサーバー | Apache + NGINX |
バックアップ | 無料 | メールアドレス | 無制限 |
独自SSL | 無料 | WordPress移行代行 | 1サイト6,980円 |
となっています。
ConoHa WINGは国内最速を謳うだけあって、表示速度は早いのが特徴で2019年7月調べで国内最速というデータが出ています。
自社調べなので信ぴょう性は低いと思われるかもしれませんが、東証1部上場のGMOインターネット株式会社が運営していますから、さすがに嘘や誇張は無いと思います。
メリット
初期費用が0円というのは大きいと思います。気に入らなければすぐに辞めてもそこまで損はしないからです。1日で辞めたら48円しか取られません。
WordPress移行代行を6,980円で行っているので、移転の手間が嫌な人にはおすすめですが、ここは独自の簡単移転ツールを使えば簡単にレンタルサーバーが移転できるので、移転代行を頼むことは無いと思います。
移行が簡単な点はエックスサーバーからの移転方法とともに、下記記事で紹介しています。
まあ読むのが面倒な人のために一言で書くと
と言う事です。
もう一つはバックアップが無料な点です。どのレンタルサーバーも無料と書いているのに、いざバックアップを利用しようとすると
と書いてます。詐欺だよねコレ・・・バックアップが無料と書いてはいけない気がする。その点コノハウイングはデータを取得するのも無料なのです!
これは非常に大きいといえます。ブログ初心者などはデータベースや.htaccessを編集して
- 画面が真っ白になった!
- データベースを削除した!
なんてことは良くあります。(私自身がそうでした)なのでこのバックアップデータ取得が無料と言う点は大きいのではないでしょうか。
デメリット
ベーシックプランの料金1,200円という価格が少し残念で、価格が近いライバルのエックスサーバーに対抗するなどを考えると月額1,000円で良かったと思います。ここが戦略ミスかな。
お試し期間がないので、気にいらなかった場合はすぐ解約が出来ますが、利用した時間、2円/時かかります。2日で辞めれば96円ですね。
月額最大1,200円なので、初期費用が0円な点を考えるとまあ許容範囲と言えます。
実際にコントロールパネルにログインして操作した際のデメリットがあり、複数ブログを運営している人は要注意です。
下記はログインして、コントロールパネルを操作している画面になります。
複数ブログを運営している人は、上記切り替えボタンを押すと別のドメインに切り替わります。
その下にデータベースという項目があるのですが、クリックすると
これに気づかずに私は、たまたま他のドメインのデータベースを消そうと思い、複数あったので何も考えず全部削除したのです!!!
普通のレンタルサーバーは、ドメインを切り替えたらそのドメインのデータベースだけが表示されます。なのでその感覚でいた私は何も迷うことなくすべてのデータベースを消してしまいました。
運悪くConoHa WINGのデータベースを触ったのが半年ぶりだったので、作ったデータベース名を覚えていなかったのもこのトラブルの原因の一つでした。
しかし!ConoHa WINGはバックアップデータ取得無料だったので、次の日には難なく復旧できたのです。(祝日だったので次の日までサポートは休みでした)
やはりバックアップ無料は大きいと言う事です。
コントロールパネルの特徴
せっかくなのでコントロールパネルの内部の画像を掲載しておきます。
下記はログイン後の画面です。
赤矢印を見ると、現時点で解約したらこれだけ料金がかかるというのが分かります。画像上では現在の利用料金は528円となっています。MAXは1,200円です。(税抜き)
左上のメニューをそれぞれ簡単に説明すると
- サーバー追加 もう一つサーバーを契約するときに利用します。
- サイト管理 ワードプレスをインストールしたり、キャッシュのクリアや.htaccessの編集を行います。
- メール管理 メールアドレスの追加や迷惑メールなどの管理を行います。
- サーバー管理 プラン変更やサーバー削除、バックアップデータの取得などが出来ます。
- ドメイン ConoHa WINGでドメインを管理している場合に表示されます。
- DNS 利用しているドメインの一覧やネームサーバーの値が表示されます。
ワードプレス簡単インストール画面を見てみると、ECサイトに特化したEC-CUBEのインストールも行える仕様となっています。下記画像
他社からの移転時には「かんたん移行」を選択します。サイトコピーはConoHa WINGをすでに利用している人が行う「ワードプレスを複製したい場合」に行う機能です。
いるのかなこの機能。
メールとファイルマネージャーの仕様
メールも無料で使えるので、ログイン後の画像を載せておきます。ConoHa Webmailと言います
赤矢印のようにフォルダを新規で作りメールの振り分けが可能です。私は保存というフォルダだけ作っています。
エックスサーバーのエックスメールを利用したことがある人ならわかると思いますが、中身はほぼ一緒です。違いを探すのが難しいぐらい。
ゴミ箱の中身の削除が右クリック一発で出来ればいいのですが、ConoHa Webmailはそれが出来ないので、すべて選択をして削除を押さないと消せません。
まあうっかり削除防止のためには、この仕様のほうがいいのかもしれません。これは賛否両論と言えるでしょう。
ファイルマネージャーの仕様
上記メニューバーにアップロードやダウンロードのボタンが付いているので、使いやすいと思います。
ファイルだけでなくフォルダもアップロードできるので、ちょっとしたデータをアップロードするならFTPソフトはいりません。
ワードプレスかんたん移行があるので、FFTPソフトなども使う事は無かったです。さすがにconfig.phpなどを編集する際には、notepadのソフトなどは別途必要です。
参考記事
ドメイン取得費用
ついでにConoHa WINGでドメインを取得したり更新したりする場合の費用も調べてみました。
更新料は880円(税抜き)からと良心的です。.comや.netで1,280円、.jpで2,780円となっています。
ただし日本語ドメインに対応していないドメインもあるので、日本語ドメインでの移転や新規申し込みを考えている人は、必ず確認をしておきましょう。
大体独自ドメインは取得費用よりも、更新料や移管の際の料金をチェックしておかないと痛い目にあいます。
何てことは良くある話ですからね。
使用した感想と評判
ブログの表示速度的には評判通り何も不満はなかったですし、ワードプレスの移転作業もつまづくことなく驚くほど早かったです。(過去4回レンタルサーバー移転経験あり)
ツイッターでの評判
サポートの対応もさすが一部上場企業だけあって、良かったですがちょっと返事が返ってくるのが遅かったぐらいです。(データベース削除したとき)
エックスサーバーと比べるとコントロールパネルもすっきりしていて、初心者が注意しないといけないのは、私同様データべースの削除の際ぐらいでしょう。
FFTPソフトなども使いませんでしたし、メールも使いにくいと言う事は無かったです。
そして国内最速レンタルサーバーをうたい続ける以上は、これからさらなるレベルアップも期待できると言う事でしょう。
ちなみにアダルトサイトや出会い系サイトは使えません。
なので普通のブログにはおすすめです。
後は電話サポートが10:00~18:00(土日祝を除く)なので、9:00からに変えて欲しい所と言えます。
料金的には200GBの容量はそこまで必要ないので、100GBでもう少し安いプランを出して欲しいといえます。
リザーブドプランという特別なプランは拡張性が高いので、モンスターブログになる予定の人にはおすすめです。(私もこうなる予定)
まとめ
以上がConohaWingを使った感想&国内最速の評判とメリットを調べてみたでした。
移転も簡単で拡張性も高いConoHa WINGは、エックスサーバーに不満を抱いている人にはおすすめできます。
またバックアップが無料なので、うっかりミスが多いブログ初心者にもおすすめのレンタルサーバーと言えるでしょう。
月額料金は少し割高ですが、初期費用が無料なのでこれらを考慮すると多くのPVを抱えるブロガーには、移転がしやすいレンタルサーバーとも言えます。