テトラ (Tetra) テスト &EASYTEST 6 in 1 試験紙を使用した比較
物価高でアクアリウム商品もびっくりするほど値上がりしたので、水槽の試験紙も各種メーカー高くなっています。
ここでは代表的なテトラ (Tetra) テスト 6 in 1試験紙とEASYTEST 6 in 1 試験紙を比べてみましたので参考にしてみてください。
試験紙の特徴を比較
アマゾンでEASYTEST 6 in 1 試験紙を購入したので、記載されている項目や価格、容量などを簡単に比べてみました。
名称 | テトラ6in 1試験紙 | EASYTEST 6 in 1 |
---|---|---|
容量 | 25回分 | 150回分 |
価格 | 1,000~2,000円 | 2,000円前後 |
アプリ対応 | 〇 | × |
知名度 | 〇 | × |
水槽につける時間 | 1秒 | 2秒 |
測定時間 | 60秒 | 15~60秒 |
測定項目は同じ | PH・KH・GH・NO2・NO3・Cl2 |
測定項目は同じなので、シンプルに価格と容量に注目と言えます。
テトラ (Tetra) テスト 6 in 1 試験紙 は25回分で、EASYTEST 6 in 1 試験紙 は150回分あります。
なのでハサミで切れば、テトラ (Tetra) テスト 6 in 1 試験紙 は50回分、EASYTEST 6 in 1 試験紙は300回分測定できます。
価格が倍くらいEASYTEST 6 in 1 試験紙のほうが高いですが、容量だけ見ると6倍あるので、コストパフォーマンスには優れています。
あとは試験結果が優れているかだけの比較をこれから実践していきます。
使用した比較
ということで、ここでえはテトラ (Tetra) テスト6 in 1 試験紙とEASYTEST 6 in 1 試験紙を使用してみました。
水槽は60cmスリム水槽で、コリドラスを飼っている水質をチェックしてみました。
テトラ (Tetra) テスト 6 in 1 試験紙 は二つに切っているので、細いほうがテトラ (Tetra)です。
二つの試験紙を水槽の水に浸して、さきほど紹介した比較図から1分ほど待ってみました。
テトラ (Tetra) テスト6 in 1 試験紙
テトラ試験紙の測定結果
- 硝酸塩 NO3 50の色
- 亜硝酸塩 NO2 変化なし
- 総硬度 GH 8°dH
- 炭酸塩硬度 KH 3°dH
- ペーハー PHは6.4の色
- 塩素 Cl2は0
という結果に終わりました。PHは6.4までしか測れないので、6.4以下を見たい人は試験薬かPH測定器が必要になります。
EASYTEST 6 in 1 試験紙
今度はEASYTEST 6 in 1 試験紙の測定結果です。
試験紙の測定結果
- 硝酸塩 NO3 50の色
- 亜硝酸塩 NO2 変化なし
- 総硬度 GH 25
- 炭酸塩硬度 KH 0
- ペーハー PHは黄色
- 塩素 Cl2は0
ということで、単位は違いますがテスト6 in 1 試験紙の測定結果と同じ結果になりました。
EASYTEST 6 in 1 試験紙のレビュー
EASYTEST 6 in 1 試験紙もPH6.4以下は測定できません。
明らかにテトラ (Tetra)を意識して作られた仕様と言えます。
アマゾンにあったEASYTEST 6 in 1 試験紙のレビューをまとめてみました。
悪かった点
- pHの結果については、正確性に怪しさは感じます。
- PH6以下は測定できませんでしたので、購入したのは失敗でした。
- 0の色のままだったので、KHはほぼ計れません。
- 水道水で塩素は反応しませんでした。
- 測定レンジが広いと思う。
ということで硝酸塩や亜硝酸の測定にはよいが、塩素やPHは微妙という結果が多く見受けられます。
なのでこれらの項目目当てであれば、EASYTEST 6 in 1 試験紙を購入してみるといいでしょう。
あとは試験紙の測定部分が取れやすいとか、長期で使わないと劣化するとかありまっしたが、これはテトラも一緒なのでどう考えるかだけです。
その他のレビューを見ると外国製なので、英語でのレビューが多かったのが印象的でした。
よかった点
- 個数が多いのでケチらずにたくさん使えます。
- 数値に問題があるのが解り、水替えの目安にしていますので買って良かったと思います。
- 特にph、硬度、硝酸塩あたりは信用出来る値だと思う。
- 試験紙が太いので、細くカットすれば一本で3回は使えます。
- NO3, NO2, pHなどは割と正確でした。
やはりたくさん入っているので、テトラと比べて気軽に使えるのがいいという意見が大多数でした。
テトラもPH6.4までしか測定できないので、EASYTEST 6 in 1 試験紙と同レベルといえます。
私の測定では0だったので、アナログ試験紙らしく誤差はあるようです。
EASYTEST 6 in 1 試験紙を使ったほうが良い人
EASYTEST 6 in 1 試験紙は150本あるため使用頻度が高い人におすすめで、そのほかの例をあげると
- 水槽が多い人
- 水質がとにかく気になる人
- 水替えの水質まで見る人
- 硝酸塩が気になってついつい測定してしまう人
- ケチケチ試験紙を使いたくない人
が該当します。2,000円で買えれば1本あたり約13.3円、半分に切って300本にすると1本あたり約6.7円です。
テトラの試験紙が1本あたり60円するので、(1,500円で購入した場合)一本当たりの単価を見ても一目瞭然と言えるでしょう。
あとは水質に敏感なレッドビーシュリンプを飼育している人にもお勧めできる一品といえます。
6 in 1 試験紙を紹介した動画
ここからは動画でもっとわかりやすく試験紙の内容が知りたいという人のために、動画を用意しておきました。
EASYTESTは日本人の動画では見つからなかったので、テトラの動画だけを紹介しておきます。
テトラ公式動画
テトラ (Tetra) テスト 6 in 1 試験紙 のアプリを使った動画
テスト &EASYTEST 6 in 1 試験紙はアナログなので、測定はアプリでも見れるというデジタルのアンバランス感が面白いのではないでしょうか。
まとめ
以上がテトラ (Tetra) テスト &EASYTEST 6 in 1 試験紙を使用した比較でした。
KHはやや不正確、GHは問題なさそうなので、塩素とPHをどう考えるかだと思います。
おさらいをしておくと
- 測定結果はほとんど同じ
- コストパフォーマンスがよいのはEASYTEST 6 in 1 試験紙
- 口コミ・レビューもそれなりによい
となります。150本もあるので、長い年月保管するとどうなるかだけですが、長い年月使わないのであれば、テトラの6in1を使えばよいと思います。
価格を考えるとEASYTEST 6 in 1 試験紙一択でよいと思うので、興味がありましたら購入してみてください。
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