活きイトメのおすすめ管理方法&実践して色々試してみた!
活きイトメといえば、熱帯魚のごちそうと言われていますが、実際に与えてみるとそこまで食べない魚たちも多くいます。
お持ちの水槽も一本であれば、コリドラスなら活きイトメ30gもあればしばらく持ちます。
しかし食欲旺盛なテトラやグッピー、モーリーなどであれば瞬殺でイトメは食べられます。
ここでは実際に私自身が活きイトメを購入して、さまざまな管理方法を実践してみましたので、参考にしてみてください。
活きイトメの購入先
私は活きイトメをヤフーオークションとヤフーショッピングで買いましたが、二つの購入先の違いは
オークションで購入したほうがやや大きめで糸ではなくやや太めの糸ミミズで、チャームで購入した生餌イトメ50gは、まさに線が細いイトミミズでした。
コリドラスに上げるイトミミズであれば、こちらを選ぶといいでしょう。
おすすめ管理方法
イトミミズは低温であれば、ベランダなどに水をいれたバケツやプラケースに入れておくと長持ちします。
プラケースやバケツの水を捨てて、水道の蛇口の勢いで洗浄します。
勢いよく流れる水のほうが、イトミミズがばらけるので、水があふれないように水で洗うほうがおすすめです。
気温が高い、もしくは鮮度が悪いとイトミミズの死骸(白くなる)が増えるので、そこをめどに管理方法を変えていきます。
水槽に直接いれておく方法
水槽の水量と濾過状態によりますが、ある程度水槽を立ち上げて管理している水槽であれば、そのままイトミミズをいれておいてもそこまで水質は悪化しません。
30L水槽で直径3cmぐらいのゴムボール1個分、60L水槽でゴムボール2個分くらいは問題ないといえます。
ただし水槽を立ち上げて3か月未満とか、茶ゴケが生えている水槽では水槽に直接いれておく方法はやめておくといいでしょう。
またイトメは砂や砂利に潜りますので、私のようにベアタンク(底になにもない)水槽や半ベアタンク(半分砂で半分底砂なし)であれば、上記のように水槽に入れておきましょう。
砂の厚さを0.5cmぐらいにしておけばコリドラスがもふもふして、エサを食べますが底砂が多いとどこにいるのかわからなくなります。
なので水槽にイトメを入れておくのは、「ベアタンク」水槽が一番適していると思います。
活きイトメもある程度の量であれば、水質はそこまで悪化しません。
値段も冷凍イトメ1枚600円くらいしますし、解凍するとかなり生臭かったです。
冷蔵庫に入れる
一番有名な管理方法は冷蔵庫にタッパなどで、保冷しておくことですが、これは夏場の高水温などの時だけにしておきましょう。
デメリットをあげておくと
- 気持ち悪いので気持ちの問題
- 間違えて食べる(イトメンか)
- 取り出すときに落としたら阿鼻叫喚の世界
など。家族がいない人なら自分が我慢すれば耐えられますが、家族がいる場合はかなり嫌がられます(笑)
ベランダに投げておく
11月以降であれば気温も下がるので、100円均一で購入したプラスチックケースなどに、活きイトメと水をいれておくといいでしょう。
毎日水替えをすれば2~3週間は持ちます。
直射日光にはあたらないほうがいいので、日当たりの悪い場所を探しておくといいでしょう。
私自身はマンション2階に住んでいて、このベランダ管理で活きイトメを食べられたことはありませんが、マイホームなど1階部分で外に放置しておくと、何かに食べられる可能性はあるかもしれません。
活きイトメの洗い方
活きイトメは水の中にいれておくと、たった1日で水がかなり濁ってきます。
この濁り具合は水温に比例しているので、夏場などはさらに白く濁ります。
水替えする際のカルキ抜きはしなくても大丈夫なので、そのまま水道水で洗いましょう。
私のマンションでは上記のように、ベランダに蛇口がついているのでここで毎日洗っています。
それではその手順を紹介していきます。
- プラスティックケースに入れた活きイトメの水をほぼ捨てます。(イトメが落ちない量まで)
- そのプラスチックケースにそのまま水道水を勢いよく流し込みます(イトメが落ちないレベルの強さ)
- 下記のようにイトメがばらけるように、洗います。
このようにイトメをばらけさせることによって、固まった際に出るイトメの死骸や老廃物を撤去します。
上記のように2~3回イトメを洗ったら、また水道水を入れてベランダの日陰に放置します。
しばらくするとまた一か所に固まるので、翌日までこのまま放置します。
イトメを飼育している熱帯魚にあげるときはスポイトなどで吸って魚に上げます。
夏場の外でのイトメの管理方法
夏場はベランダにおいていても、水温が高くなるので劣化スピードはかなり早くなります。
それでも冷蔵庫で管理できない人は、下記方法を実践してみてください。
- プラスチックケースに入れる
- 川の砂、もしくは熱帯魚用の細かい砂を入れる
- カルキ抜きなしの水を5~8割注ぐ
- 毎日水替えは水の汚れ具合で実践
- 割りばしで砂をかき混ぜるとイトメが砂の上に出てくる
- そのイトメをスポイトで吸って熱帯魚にあげる
という流れになります。
近くに川がない人は、プラスチックケースに入れる砂は目が細かいGEX 水洗い不要 天然砂 ナチュラルパウダー 500mlなどがおすすめです。
下記は川の砂をプラスチックケースに入れて、水を注いだ後にイトメを入れている状態です。
イトメは砂に潜る習性があるので、このように影も形も見えなくなります。
この状態で割りばしで砂をかき混ぜると、下記のようにイトメが砂の上に出てきて固まります。
これをスポイトやミジンコネットですくって、水洗いをして熱帯魚に上げるといいでしょう。
この砂の中に潜るイトメの習性を利用すると、夏場の高水温でも砂が緩衝材になりいくばくか長持ちします。
あとは直射日光が当たる場所であればあるほど、水温があがるのでバケツなどで日陰を作ることも一つの手といえます。
イトメの鮮度
イトメは鮮度が落ちると色が黒ずむ、もしくは死骸が白いので白くなります。
そして水道水で洗っても、上記のように一か所に固まらなくなってきます。
こういう状態になれば、早めに魚に食べさせるか思い切って捨てるといいでしょう。
活きイトメの副業
活きイトメは入荷するとあっという間に売り切れますから、見かけたらすぐに買わないと入手しにくくなります!
上記は12月の状況で、上記のチャームだけでなくどこを探しても生餌イトメは在庫切ればかりでした。
逆に言えば管理と繁殖の難易度が高い分、うまくいけば大儲けできる可能性があるといえます。
ベランダが臭くなり、隣からクレームがくるかもしれないので、イトメの繁殖を目指してみる人は下記動画がおすすめです。
高水温に弱いので、仮に繁殖に成功して大量に増やせたとしても、夏場の日本の高温に耐えるには室内で増やすしかありません。
そうなるとエアコンなどの電気代もかさむので、年中涼しい地域でないと活きイトメを増やして副業にするには難しいといえます。
まとめ
以上で活きイトメのおすすめ管理方法&実践して色々試してみた!でした。
ちなみに購入したイトメは我が家のプレコやコリドラスにあげていますが、量が多いせいか食べている感はあまり感じていません(笑)
おさらいをしておくと
- 水槽に直接入れておくほうが良い
- サテライトやプラケースに砂を入れるのもあり
- 冷蔵庫は家族の同意があればおすすめ
となります。色が白い個体が増えると環境悪化ですから、そこを目安に様々な管理方法を試すといいでしょう。
私自身が一押しの方法は、夏場の管理で紹介したプラスチックケースに砂を入れて、イトメが必要なときに砂をかき混ぜて取り出す方法です。
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