FXで稼いで副業になるのかの体験談と基本のチャート設定まで

2023年12月4日

FXは現在のレートから上がるか下がるかを考えて、売るか買うかのエントリーをするだけの簡単な投資です。

しかし簡単すぎるゆえに利用者も多く、その中で9割の参加者が資金を枯渇して惨敗してしまうのも特徴と言えます。

ここでは実際にFXに投資して失敗した私の体験談を紹介していきますので、参考にしてください。

記事中にはステマ規制に伴い下記のように、バナー広告やテキストリンク広告やボタン広告が含まれています。あらかじめご了承ください。

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FXで稼いで副業になるのか

FXのチャート

私が一番最初にFXを始めたのは、2008年くらいでDMM FXにお金を入れた記憶があります。

その時はレバレッジは400倍くらいで取引できていたのですが、現在は規制が入ってレバレッジは25倍まで縮小されました。

これが何を意味するのかというとレバレッジ400倍の時に、自己資金が5千円もあれば1万通貨取引が可能だったのが、現在は約6万円くらい自己資金が必要になります。

ドル円が140円の時に1万通貨ほど買いでエントリーをして、141円になったときに売る取引をすると1万円の利益がでます。

侍
とうや
逆に139円にレートが動いたときに損を確定すると1万円の損失がでます。

この1万円の損得を取引するには、現在では自己資金が6万円以上必要ということです。

現在のFX相場はAI相場と言われていて、1日に1円もレートが動かない日のほうが多くなっています。

ということは6万円握りしめても1日1万円稼ぐのが難しいため、副業レベルで稼ぎたいのであれば自己資金は30万円以上は必要と言えるでしょう。

おばけ
おば子
なのでFXで稼いで副業にまで持っていくには、少しの値動きで勝てる方法を探すことです。
少女1
まゆ
ただし投資の副業は、ほかの副業と比べて資金が減ることが普通です。

副業自体は運営コストを除けば、資金は増えていきます。

侍
とうや
投資に関して言えば、自己資金は増えることもあれば減ることもあります。

この資金が減るという覚悟があるのであれば、下記でデモ口座(仮想のお金)を開設して始めてみるといいでしょう。


FXで稼ぐにはレジスタンスを知る

FXはドル円やポンド円、豪ドル円など世界中の通貨と円とのレートが存在します。

侍
とうや
売りと買いのエントリーポイントは「レジスタンス」を知ることです。

レジスタンスとは例えばドル円が129円で自分が買いのトレードをした際に、130円まで行くと節目の値となるので、130円を付けたあと値が下げやすくなります。

なので例えば129円で買った場合、130円で利確するのが基本です。

少女1
まゆ
このように反発しやすい値を「レジスタンス」と言います。

もちろんこれはあくまで例になるので、レジスタンスを知るにはチャートの設定が必要になります。

チャートとはリアルタイムで動くレートをわかりやすいようにグラフ化したものです。(下記がチャート)

FXのチャート画像

このチャートはFXだけでなくCFDや仮想通貨、株式投資まで世界中の投資家が参考にして、トレードで利用されています。

なのでFXに限らず投資の売買は、このチャートに表示されるレジスタンスを見てエントリー(売り買い)をすることが基本です。

チャートの設定

FXに限らず投資におけるレジスタンスを知るための、メジャーなチャートの基本設定は以下となります。

  • ボリンジャーバンド +3シグマ・+2シグマ・+1シグマ・-1シグマ・-2シグマ・-3シグマ
  • 移動平均線 基本的に5の倍数 5・10・15・20・25・50・75・100・200
  • 一目均衡表 これは変更せずにそのまま利用できます。

シグマはσと書くので、今後出てきたら読み方を覚えておくといいでしょう。

この3種類の設定をベースにエントリータイミングをチェックしたり、ほかの設定を加えたりすることでトレードの質があがります。

これらの設定は時間軸ごとに設定する必要があります。

時間軸

投資の基本である時間軸は

  1. 月足 毎月ごとの時間軸
  2. 週足 毎週ごと
  3. 日足 毎日
  4. 8時間足 朝のスタート時間から8時間ごと
  5. 4時間足 同じく4時間ごと
  6. 1時間足 以下同じ時間ごと
  7. 30分足
  8. 15分足
  9. 5分足
  10. 1分足

で、これらの時間軸ごとに下記のチャートの設定をする必要があります。

また朝のスタート時間は夏時間と冬時間で1時間変わってきます。

これはお使いのFX会社で時間が変わってくるので、チェックしておきましょう。

  • ちなみにディトレーダーは、月足~5分足まで
  • スキャルピングトレーダーは1分足と5分足まで

をチェックします。

中長期トレーダーであれば日足・週足・月足ぐらいなので、一度ポジションを保持した場合、いつ決済するかもトレードのだいご味かもしれません。

ボリンジャーバンド

下記はMT5というFXやCFDの取引ツールで、ボリンジャーバンドだけ設定したものです。

ボリンジャーバンド

この+3σ~-3σにタッチした場合、レートは反転しやすいと思っておきましょう。

ボリンジャーバンドによる基本的な考えは

  • +1シグマを超えたら上昇トレンド
  • -1シグマを割ったら下落トレンド

この二つが基本ですが、これも時間軸で考える必要があるのです。

例えば日足の+1シグマを超えた場合は日足ベースで上昇トレンド。8時間足の-1シグマを下回った場合は8時間足で下落トレンド

ちょっとこの辺りには初心者には難しいですが、この+1シグマとー1シグマが上昇と下降トレンドの基本ということです。

移動平均線

移動平均線はMoving Average(ムービング・アベレージ)と言われていて、ボリンジャーバンド同様に強いレジスタンスの指標と言えます。

基本的には5の倍数を設定するのが一般的で

  • 5MA 下記チャート紫色
  • 10MA オレンジ色
  • 14MA(15MAでも良い)オレンジ色点線
  • 20MA 白い点線
  • 25MA 黄緑色
  • 50MA 紫点線
  • 75MA 水色
  • 100MA 白色
  • 200MA 黄色

の設定をしておくのが基本設定となります。

この移動平均線は時間軸との併用も一般的なので、下記のようにチャート設定しておきましょう。

移動平均線を設定したチャート

時間軸は短期トレードであれば、30分足・1時間足・4時間足・8時間足を見ます。

この移動平均線とボリンジャーバンドと下記一目均衡表の3つの設定で、トレードするタイミングを見ていきましょう。

一目均衡表

一目均衡表は未来が見えるツールとして、人気がある設定の一つです。

設定も色の変更をするかどうかだけで、特に必要はなくデフォルト設定で運用できます。

一目均衡表チャート

基本的な考えとしては

  1. 雲の上にいる場合は買いトレンド(上記①)
  2. 雲の下にいる場合は売りトレンド(上記②)
  3. 転換線の上にいる場合は買いで、下にいる場合は売り(上記赤矢印の線)
  4. 基準線の上にいる場合は買いで、下にいる場合は売り(上記青矢印の線)

となり、これも時間軸ごとに見る必要があります。

少女2
ゆき
転換線と基準線のメジャーな時間軸は日足と4時間足がこの一目均衡表の目安となります。

一目均衡表の雲もレジスタンスとなり、こちらも1時間足が大きな指標となるので、1時間足雲を下回ったら売り。

侍
とうや
1時間足雲を上回ったら買いという考えでトレードするといいでしょう。

私は上記チャート画像を見てもらえればわかるように、わかりやすく雲の色を塗りつぶしています。

上記3つの指標を挿入したチャート

ということで、これまでに紹介したボリンジャーバンドと移動平均線と一目均衡表をすべて挿入したチャートは下記になります。

ボリンジャーバンドと移動平均線と一目均衡表をすべて挿入したチャート

そのほかにも色々な指標はありますが、この状態でも様々な指標を挿入しているので、種類を増やしすぎるとチャートが見えずらくわかりにくくなります。

なのでFX初心者などは、まずはこの3種類を設定してFXのエントリーポイントを研究していくといいでしょう。

少女1
まゆ
要するに「レジスタンス」とは、上記で挿入した線や雲が一つの目安になるということです。

ちなみにここまで紹介した設定すべてを挿入する際には、パソコンやタブレットでは問題なく見えます。

しかしスマホでこういった設定を入れすぎると、見えにくくなりわかりにくくなるので、もう少し絞った設定をするといいでしょう。

スマホで上記でおすすめした設定内容を絞る場合は

  1. ボリンジャーバンド +1シグマと-1シグマ
  2. 移動平均線 5MA 10MA 20MA 25MA
  3. 一目均衡表とその中にある転換線と基準線

スマホでしかトレードしない人には、これぐらいに絞っておくとわかりやすい目安になります。

逆を言えばスマホだけではなかなかFXのレジスタンスを見極めるのは難しいといえます。

ある程度利益が出るようになって、自信が持てるようになればパソコンやタブレットも購入して常勝トレーダーを目指してみてください。

詳しいチャートの設定は他のブログですが、下記記事で紹介されていますので、参考にしてみてください。

決済ルールを決める

FXで稼いでいくにはどこで損益の決済をするかが最大のポイントです。

ここを重視して、トレードスタイルをきちんと確立できる人が常勝トレーダーとして成功する確率が上がります。

まだFXを始めたばかりの人であれば

少女2
ゆき
50pips(50銭)が基本です。

要するにドル円を141.50銭で買いのエントリーをした場合、142.00銭で利益を確定、逆に言った場合は141.00銭で損切します。

この決済ポイントの値幅を広げすぎると負けすぎ、損切りができないトレーダーとしてレッテルを貼られます。

少女2
ゆき
トレードが上手になってくると「30pips(30銭)」を目指すといいでしょう。

この自分で決めた損益決済のルールを守れる人が、FXというシンプルな投資でも長く続けていくことができるでしょう。

FX会社の選び方

現在の日本のFXではレバレッジが25倍までなので、スプレッドというコスト重視で選ぶのが基本です。

下記はDMM FXでのスプレッドです。

DMMFXのスプレッド

よくFXの紹介をしているブログを見かけますが、そこに書いてあることは

少女1
まゆ
「とにかくスプレッドが狭い会社を選ぶこと」

ですがこれは大きな間違いです。

これはFXで勝てない人が、取引コストばかりで選んでしまうので、勝てるようになれば別の要因を気にするようになります。

もちろんスプレッドが広すぎる会社を選ぶのもおすすめは出来ませんが、ある程度勝てるようになれば取引ツールは世界中に投資家がチェックしているMT4かMT5が利用できる業者を選ぶといいでしょう。

侍
とうや
中には自動売買ツールが利用できるとか、AI予測ツールが利用できるFX会社もあります。

FXを始めたばかりでなかなか勝てない人は、AI予測で取引できるFX会社を選ぶのも一つの手段と言えます。

どちらにしてもいきなり大金を投入するのではなく、少額トレードで様子見をするかデモ口座で練習してから本番にチャレンジするといいでしょう。

FXで稼げるかの体験談

FX取引の体験談で言えば私は副業レベルまで稼ぐには程遠く、お金を増やすどころか失ってばかりの日々でした。

下記が最近の取引履歴で25万円くらいまけている恥ずかしいFXの結果です。

FX取引履歴

勝てなかった理由を書くと私は「損切貧乏」といって、ポジションがちょっと逆にいくと損を確定してばかりいて、全く勝つことができませんでした。

少女1
まゆ
私の場合は少ない自己資金で、大きな枚数のポジションを持ちすぎたのが最大の敗因です。

なので私みたいにならないよう、取引枚数のルールもきちんと決めてトレードしてみて下さい。

あとは自分のマインドコントロール次第で、

  1. 熱くなってトレードしてはいけません。
  2. 損を取り戻そうと考えてはいけません。
  3. 機械的にトレードできるかが重要

というのができるかがFXで成功できるかのカギとなります。

私はこの3つができなかったので、常勝トレーダーになることはできませんでした。

少女2
ゆき
なので失敗した私の体験談から見えてきた、上記3つの考えは参考になると思います。

自分が制御できない人は、投資には全く向いてないと言えるでしょう。

勝てる人は自分が決めたトレードスタイルに沿って、機械的に感情を出さない人が向いていると思います。

おばけ
おば子
極端なことを言えば、FXはやらないほうがいいと言えるでしょう。

FXは平日24時間相場が動いているので、一度売り買いのエントリーをすると夜中でも寝れなくなることが多々あります。

少女2
ゆき
この24時間動く相場の精神的ストレスが、FXで勝てない理由の大きな要因でもあります。

なので数分で決済できる「スキャルピングトレーダー」を目指すほうが、精神的には楽でしょう。

あとは1日何回までエントリーする!などきちんとルールを決めて、決して熱くなることがないトレードスタイルを確立してみてください。


まとめ

以上がFXで稼いで副業になるのかの体験談でした。

おさらいをしておくと

  1. FXは自身のマインドコントロール次第
  2. チャートの設定が弱いスマホだけでは厳しい
  3. 勝てるようになるまではデモ口座で練習する

です。正直に言えば競馬とパチンコなどで負けたら熱くなるタイプには不向きです。

買っても負けても冷静にトレードできる人、トレード手法を確立できる人が副業、もしくはそれ以上の収入を得ることができるでしょう。

あとは後半で紹介したチャートの設定から、トレードのエントリータイミングを研究していくといいでしょう。

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投資

Posted by netwriter@infos.work