株式投資で稼いで副業になるかの体験談
株式投資は副業になるのかと言われたら答えはNOですが、株の売買で利益を得ることが出来れば副業とみなす企業もあるといえます。
株式投資の取引時間は午前が9時から11時30分まで、午後は12時30分から15時までなので、平日勤務のサラリーマンでは売買は指値で行うしかありません。
しかもエントリーして約定したかの確認も昼の休憩時間や15時以降になります。
その日のエントリーでその日に決済するディトレーダーを目指すのであれば、平日に休みがある人に限られてくるでしょう。
ここでは実際に株式投資で稼いで副業になるかを実践した、私の体験談を紹介していきます。
株式投資で稼いで副業になるか
そして現物を握りしめてあがるのを待つ現物投資ではなく、資金に対して3倍までの取引ができる信用取引を実践していました。
信用取引は3倍までの取引ができる期間が半年までだったので、ポジションを保持しても半年以内に決済しなくてはなりません。
その信用取引を続けた結果
惨敗の理由は少しでも株価が下がったら損切りという、「損切貧乏」を繰り返したためです。
株価は上がったり下がったりするので、当然値が少しくらい下がっても我慢すれば回復することもよくあります。
結果所持金がみるみる減っていき、一度の取引での保有枚数も減り全然利益を得ることが出来なくなりました。
株価の値動きの特徴
株価は基本日経平均に左右され、日経平均も世界の株価で上下のトレンドは決まります。
アメリカの株価ダウ平均が最も影響力が大きいと考えておくといいでしょう。
最近で言えば2008年に起きたリーマンショックで、日経平均は約7,000円を割れ現在までは大きく値を上げています。
上記画像は投資の森から引用させていただいております。
日々の日経平均の動きが少ないときは、株価もそこまで影響ないので、その会社の業績やニュースなどで上下します。
大きく稼ぐためにはチャートの研究が重要
株式投資は業績で爆上げするか、チャートで爆上げするか、何らかのニュースで爆上げします。
その企業の業績はIR情報などで調べてみると、そこそこ把握することはできますが、ニュースに関しては運頼みです。
株価が数日、数週間で倍増した、数か月~1年で10倍になったなど景気のいい話を自分の取引に活かすには下記チャートパターンを覚えましょう。
爆上げチャート例
これまでに爆上げした銘柄の月足チャート例を紹介しておくので、ロウソク足の傾向を研究しておくといいでしょう。
上記は2022年に爆上げしたマツモト(7901)という銘柄の月足チャート
仕手株を作り出し大相場を作る、投資家のSNSから吊り上がったと言われています。
これで勝つのは難しく、まさにあらかじめ保有していた人が大儲けしたということになります。
上記は2023年に爆上げしたバンク・オブ・イノベーションの月足チャート
全く一緒ではありませんが、7か月くらい前にマツモト(7901)と同じロウソク足を形成しています。
こちらはCMでおなじみの「メメントモリ」の影響で爆上げしました。
上記は3年で20倍以上爆上げした川崎汽船の月足チャートです。
じわじわと3年かけてあげてきたので、上げ方としては「最安値」をつけてからのじわり上昇というパターンになります。
傾向としてはちょっとわかりにくいですが、「大陰線」は買いサインとも言われているので、そこにはまったのでしょう。
市場最強レベルに上げた株価
上記は1年で株価が100倍になった、あのパズドラを生み出した「ガンホー」です。
月足チャートを見ても小さすぎて、買いサインが見えません(笑)
こちらは業績で爆上げしたので、今後もこういったスマホゲームで大ヒットしそうなものを見つけたら仕込むといいでしょう。
現代の株式投資で爆上げするのは、「スマホゲーム」が多いということがわかりましたかね。
稼ぐための戦略
株式投資で稼ぐには投資スタイルが人によって分かれてきます。
- 1日で決済するディトレーダー
- 1週間~1か月で決済する短期トレーダー
- 信用取引で半年以内で決済するトレーダー
- 長期保持で高値を見極めて決済するトレーダー
に分かれます。あとは配当や株式優待などを積極的に狙う人も多くいますかね。
このトレードスタイルで、自分がどこを目指すかになります。
チャート的にも日足の5日線や7日線、75日線や一目均衡表などをチェックしてエントリーするのが一般的です。
その日に決済するので、業績やニュースなどの外部要因などに左右されないので、投入資金の数%の損益が目途になります。
複数銘柄で取引した際にのちに大化け銘柄などをつかんでいる可能性もあるので、そこを割り切れるかどうかだと思います。
もちろんトヨタや任天堂など業績が安定している株価を、安値で仕込めるタイミングまで待つのもありでしょう。
損失以外の失敗談
株式投資で稼いで副業にならなかった、私の体験談もここでは書いておきます。
すると取引停止のご案内(買い上がり)に該当すると言われ、取引できなくなりました。
まだその頃は株式投資を始めたばかりで、成行注文ばかりしていた影響だと思われます。
結局私のように一発狙いをするには、時価総額の低い株価を買うことが多かったので、このような取引に該当したのだと思います。
これを防ぐには「指値注文」しかないようなので、私のように取引停止にならないよう十分気を付けておきましょう。
その他で言えば、思ったより枚数を多く買ってしまった「誤発注」や、買いでエントリーしてやっぱりやめた!
と言ってすぐに「売り」決済とかを繰り返していました。
私はせっかちな性格なので、結局こういったじっくり待つ投資には向いていないことがわかりました。
副業としてのオチ
株式投資は基本的に副業扱いされないので、私の記事タイトルと矛盾しています(笑)
当然のことですが、利益が出た場合は確定申告が必要になります。
そのボーダーラインを書いておくと
- 給与所得が2,000万円以下で、株式投資の利益が20万円以下は不要
- 給与所得がない場合に株式投資の利益が48万円以下であれば不要
- 特定口座(源泉徴収あり)を利用している場合は確定申告は不要
- 損失が出た場合は翌年以降3年間繰り越すことが可能なので必要
となります。
株式投資の利益は株の売却と配当の合計になるので、注意しておきましょう。
この合計利益の税率は20.315%になります。
参考情報
まとめ
以上が株式投資で稼いで副業になるかの体験談でした。
現在は株価が高騰しているので、これ以上日経平均が上がるのか停滞するのかはわかりにくいところです。
物価高が続いて不景気はないと思うので、デフレにならない限り安定した動きをするのではないでしょうか。
おさらいをすると
- 現物投資で中長期株価を保持できない人には不向き
- 損切貧乏にならないこと
- 一発逆転を狙う取引には運も必要
- 流動性が低い株価を買うと取引できなくなる
- 投資は始めるまえに勉強が必要
ということです。
私のような弱小トレーダーにならないよう、株価のパターンを研究して常勝トレーダーになれるよう頑張ってください。
ちなみに私はFX取引なども実践して、失敗していますから失敗談に興味がある人は下記記事を参考にしてみてください。
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