レッドビーシュリンプにおすすめの爆殖ソイルは(アマゾニア以外)
レッドビーシュリンプの立ち上げ動画やブログを見ていると、右も左も「アマゾニアソイル」を推奨しています。
現在は原材料が入手できない?影響かアマゾニアは入手できない(しずらい)状況なので、それ以外のおすすめソイルを紹介しておきます。
そもそもアマゾニアソイルは、水槽設置後1か月以上生物なしで回さないと「アンモニア」や「亜硝酸」が排出されるので、気長に水槽を立ち上げられる人向けです。
私みたいに気が短い人(笑)は明日にでもレッドビーシュリンプを導入したいでしょうから、経験に基づく(大して経験はない)ソイルを紹介しておきます。
おすすめNO1ソイル
ちょっと画像を圧縮しすぎたので色は悪いですが(笑)現在私が利用しているのが「JUN マスターソイル ネクスト HG」
色はブラックとブラウンがあるのですが、お好みでどちらの色でも構いません。
ノーマルやパウダー、スーパーパウダーなどありますが、パウダータイプくらいがちょうどいいでしょうかね。
スーパーパウダーだと軽すぎて、水面に結構ソイルが浮くので、投げ込み式フィルターを利用している人には不向きの大きさと言えます。
こちらを底面フィルターの上に3cmぐらいセットしたら、数日後大量の「水ミミズ」が発生しました。
「水ミミズ」は栄養豊富(過多)な水槽で大量発生するので、いかに栄養面で優れているかが分かると思います。
しかもこのソイル「水槽立ち上げ即日」でレッドビーシュリンプ10匹くらいを導入しましたが、死んだのは1か月後に1匹だけでした。
即導入したのはこの1回だけで、後は2~3日くらい回してからレッドビーシュリンプを導入していますが、今のところどの水槽も順調に飼育出来ています。
理想はコケが生えてから導入するのが一番だと思いますが、下記記事を読んで実践してもらうと効果的です。
論より証拠 稚エビ爆殖の様子
実際にJUN マスターソイル ネクスト HGを使用した水槽です。
ろ過は底面フィルターにエアー排出口を二つ、テトラのスポンジフィルターを一基、サテライトにろ材を入れて外部フィルターとして利用しています。
稚エビの様子
小さいので分かりずらいですが沢山の稚エビがいます。成長して1~2cmになると別水槽に移動しているので、基本は親エビと稚エビだけの水槽となっています。
水槽内にはオス2匹とメス5~8匹くらいで産ませています。
3~5回くらい稚エビを生むと雌エビは死ぬことが多い傾向が見受けられます。
なので抱卵自体はうれしいのですが、回数を重ねると死にやすいと言う事を知っておくといいでしょう。
まあ調子が良い水槽でもレッドビーシュリンプは普通に死んでいく生き物だと言う事も頭に入れておいてください。
即導入した理由
話はそれますが、なぜ「水槽立ち上げ即日」でレッドビーシュリンプを導入したかと言いますと、その前の水槽が
「薄敷ソイル」で30匹くらいのレッドビーシュリンプ飼育にチャレンジしていたからです。
その時のソイルは「水草一番サンド」だったのですが、1週間もすると一気に死んでしまいました。
1日にレッドビーシュリンプが5匹10匹と死んだので、慌ててリセットしました。
やはり薄敷ソイルは水質が安定しずらいので、ある程度経験がないと辞めておいたほうがいいでしょう。
youtube動画やブログなどで成功例を見かけますが、数自体が少ないのでやはり成功する確率は低いのでしょう。
結果水槽をリセットして「底面フィルター」+「スポンジフィルター」の黄金セットで現在に至ります。
後はサテライトを水槽横に付けて、そこにろ材を放り込んで外部フィルターとして活用しています。
その他のソイル
「JUN マスターソイル ネクスト HG」の前はGEX水草一番サンドを利用していましたが、普通にレッドビーシュリンプは抱卵しましたし「稚エビ」も普通に大きくなりました。
しかし大人になる前に結構死んでしまう事が多かったので、思い切って栄養面に優れている「JUN マスターソイル ネクスト HG」に切り替えてみました。
まあそこまで長くは利用しなかったので、はっきりとは言えませんが「水草一番サンド」は可もなく不可もないぐらいだった印象でした。
その前に利用したのが同じくGEXの「シュリンプ一番サンド」です。
こちらは抱卵もなく活性も良くなかった(私のシュリンプ飼育経験も少なかった」ので、最初に使って依頼利用していません。
経験を積んだ今なら「シュリンプ一番サンド」を利用して上手くレッドビーシュリンプを飼育出来るかもしれませんが、「JUN マスターソイル ネクスト HG」で上手く飼育が出来ているので、今のところ変える気はありません。
その他にメダカやプレコ水槽もあるのですが、こちらの「JUN マスターソイル ネクスト HG」で基盤を作っています。
シラクラさんのレッドビーサンド(吸着系)も使ってみたかったのですが、近郊では中々入手しづらかったのと、5cmもソイルを引くのに抵抗があったのでやめました。
ちなみに栄養ソイルの下に「コントロソイル」を敷いてみましたが、手ごたえは特に何も感じなかったです(笑)
とりあえず余っているので現在も使っていますが、今からソイルを買うのであれば「JUN マスターソイル ネクスト HG」だけを敷くといいのではないでしょうか。
ソイルの厚さ
私自身がレッドビーシュリンプの飼育において4種類のソイルを利用してきた経験から言うと
「ソイルは3~4cmくらいが理想」です。
底面フィルターを利用すると3cmは少ないという「ツッコミ」が入りそうですが、現在も3cmぐらいでレッドビーシュリンプは爆殖しているので全く問題ありません。
最初は私もネット情報を見て5cmくらいソイル(GEX水草一番サンド)を利用していましたが、どうもソイルを厚くすると「ポツポツ死」が多かったのでやめました。
やはりソイルが厚いと有機物が詰まりやすいということですかね。
ソイルを薄くすると「ポツポツ死」がほぼなくなったので、今のところ3cmソイルでレッドビーシュリンプの底面フィルター水槽を維持しています。
もちろん厚敷ソイルで上手くレッドビーシュリンプを飼育している人もいるので、一概に厚敷ソイルを否定しませんが、「ポツポツ死」で悩んでいる人は一回ソイルを3cmぐらいにしてみてはいかがでしょうか。
たまにソイルの掃除もしますが、ソイルが詰まらないように網でソイルをほぐしたりするのも結構重要です。
もちろんソイルが崩れないよう「ゆっくり丁寧」にソイルを網ですくってほぐしてみるといいでしょう。
ソイルの厚さを3cmにするとソイルも3Lを購入すれば足りるので、コストパフォーマンスにも優れていますしソイルは1年くらいするとリセットしないといけないので、リセットするのも厚敷よりも簡単になります。
ソイル無しのベアタンク飼育は可能か
ネットで見ているとレッドビーシュリンプをベアタンクで飼育している人はほとんどいません。
しかし結論から言うとソイルを入れないベアタンク飼育は可能です。
ただしバクテリアバランスが非常に重要なレッドビーシュリンプですから、水槽立ち上げ初期からベアタンクで飼育するとなると非常に難しいと言えます。
どうしてもベアタンク飼育でレッドビーシュリンプを飼育してみたいのであれば、下記のような立ち上げ方を実施して3か月くらい経過してからのほうがおすすめです。
この際にもろ過自体は必要なので、私が底面に敷いているエボリューション 爆殖 シュリンプ ストーンを撤去してベアタンクにするくらいまでが限界と言えます。
仮にこの方法でエボリューション 爆殖 シュリンプ ストーンを撤去して、どちらにしろ調子が上がらなければすぐに、シュリンプ ストーンを戻せる状態は維持しておくことです。
難易度が高いソイルの敷き方はだめ!
これからレッドビーシュリンプをソイルで飼育するのであれば、難易度が高い方法は止めておくことです。
簡単に書いておくと、難易度が高いのは
- 薄敷ソイル (厚さ1cm以下)
- ベアタンク(ソイルを敷かない飼育方法)
- 投げ込み式フィルター+薄敷ソイル
この3パターンはかなり飼育難易度が上がります。
優良なバクテリア剤や調子が良いレッドビーシュリンプ水槽の飼育水が豊富にあるのであれば、上記方法で水槽を立ち上げてみてもいいかもしれません。
それでもおそらくほとんどの人が飼育に失敗してレッドビーシュリンプを全滅、もしくはそれに近い状態に持っていくと思います。
初心者向けのレッドビーシュリンプ水槽の飼育方法は
底面フィルター+ソイルの厚み3~4cm+スポンジフィルターが鉄板です。
後は私のように底にろ材を敷くと言うやり方も安定感抜群です。
飼育自体が難しく虚弱なレッドビーシュリンプに言えることは、私が紹介した飼育方法でないとせっかくのおすすめソイルも活かされません。
もちろん難易度が高い3パターンで飼育するチャレンジもいいですが、上手く行かないことが多いと思って始めてみるといいでしょう。
その他の有名なソイル
私が使用しているソイルの使用者は少ないので、アクアリウムユーチューバーなどが実際に利用している有名どころのソイルも紹介しておきます。
- JUN プラチナソイル ホームセンターなどでも売られていることが多く、熱帯魚ショップなどもこのソイルを利用しているところが多い
- ダンシングソイル レッドビーシュリンプ飼育で有名なエビオドリさんが開発したソイル。軽く洗うのが面倒なので私は好きではありません。
- リベラソイル 栄養豊富なソイルでこちらも熱帯魚ショップなどで入手しやすい
- バイオキミア(BIOKIMIA) ネイチャーソイル エビ専門店の姫えびすさんが利用しているソイル 専門店なので実績が高い
- 水草工房メイキング ミネラルソイル パッケージにシュリンプの写真があるので、シュリンプ用なのですが利用しているブログや動画を見ないので判断は難しい
- ステラ パーフェクトソイル こちらはレッドビーシュリンプ飼育専門ブログを書いている漆えび論文さんが使用しているソイルなので実績はあります。
と数をあげればきりがないので、これくらいにしておきますがやはりある程度実績があるソイルを選ぶことが重要だと思います。
私自身は人真似が嫌いなので、あまり利用していないソイルを探して「JUN マスターソイル ネクスト HG」にたどり着きました。
こちらも私自身が爆殖実績があるので、興味があれば購入してみてください。
1回飼育に上手くいくとソイルを変える気が無くなると思います。
レッドビーシュリンプの飼育自体は
- バクテリアの質(安定するまでの期間)
- ろ材の量(多い方がよい)
- エサの量を少なくする
この3つが基本ですから、ソイルはあくまでレッドビーシュリンプの成長を補助する役割を果たしているだけです。
補助をするには栄養が多くて損はないですから、フミン酸やフルボ酸が豊富であればどのソイルでもいいのではないでしょうか。
後はソイルリセットの事も考えながら、ソイルの値段や量を考えて購入するといいでしょう。
まとめ
以上がレッドビーシュリンプにおすすめの爆殖ソイルでした。
アマゾニアでレッドビーシュリンプが爆殖すると言う情報が多すぎるので、その他のソイルを試してみたい人は「JUN マスターソイル ネクスト HG」を利用してみてください。
しかし底面フィルターを利用するとリセットするのが面倒なので、横着な私は管理がしやすいレッドビーシュリンプ水槽を立ち上げています。
こちらも必見なので読んでみてください。
もはやアマゾニアソイルでレッドビーシュリンプを爆殖させると言う情報は古い情報です。
アマゾニアはコスパも悪く専門店でしか取り扱いがないので、手軽に入手できるソイルでレッドビーシュリンプを飼育してみてください。
後はろ材やろ過を工夫してみると、半年後にはレッドビーシュリンプが爆殖する水槽になっていると思いますので、頑張って飼育してみてください。
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